ずっと大事にします

2023/05/24

人それぞれ価値観というものが違うのは当たり前です。なので観る人によって感じ方も違います。私はこの作品に出会って中途失聴者という立場を少しは知る事が出来たし、恋愛だけではない、友情、家族の愛を役者の表情、身体の反応を観て感じる事ができました。あとは、1話冒頭から映画？だと錯覚する程の綺麗な映像美に、これは制作側の気合いの入れ方が違う！と思わされ観続けるきっかけになりました！普通ドラマではあり得ない程の無音の時間があります。これは視聴者を凄く信頼してる証拠です。今までこういうドラマは無かったのでとても興味深く好きな世界線でした。

2023/05/24

西部劇が衰退の道を辿りつつあった'70年代、ニューシネマ・ムーブメントの中から新しいスタイルを持ったウェスタンが登場し「明日に向かって撃て！」や「さすらいのカウボーイ」など、いくつかの作品は伝説となった。しかし、西部劇ファンの間からも忘れられていく、惜しむべき傑作もまたある。「さらば荒野」もその一つだ。無法者の首領コールダー（オリバー・リード）は、読み書きを学びたい一心で女教師メリッサ（キャンディス・バーゲン）を誘拐する。しかし彼女は、その地方きっての有力者ルーガー（ジーン・ハックマン）の妻だったのだ。怒りに燃えたルーガーは、追跡隊を結成して、後を追う・・・。と書くと、何やらありきたりな追跡ウェスタンのように思えてしまうが、問題なのはルーガーという男。「フレンチ・コネクション」の鬼刑事ポパイで知られるジーン・ハックマンが演じるのだが、ルーガーは、そのポパイ刑事もきっと唖然としてしまうに違いない、とんでもないサディストなのである。冒頭、ルーガー夫婦のベッドシーンでは、妻メリッサの顔は苦痛にゆがみ、何と家畜を屠殺する映像がカットバックされ、まるでレイプシーン・・・。妻を単なる所有物としか考えていないこの傲慢な男は、愛するものを奪われた怒りでなく、己を侮辱した者への制裁のために「人間狩り」を敢行するのだ。一方、無法者コールダーは粗野で無口だが、女には優しい。始めは恐怖におののいていたメリッサだが、やがて旅を続けるうちに、夫にはない優しさをコールダーの中に見出し、惹かれてゆく・・・。かくて幕を開ける血と硝煙にまみれたマンハント。追跡隊は遠距離からスコープ付きライフルで、一方的に無法者たちを虐殺する。無法者＝「悪」と追跡者＝「善」の構図が一瞬にして逆転し、加害者が被害者に・・・。これは、正義の名の下に行われる、暴力の狂気を描いた映画なのである。原題の「The Hunting Party」は、「狩猟隊」を意味すると同時に、血に狂った人間たちの狂騒・パーティーも同時に意味しているのではないだろうか。やがて、生き残りはコールダーとメリッサだけになり、二人は灼熱の砂漠に逃げ込む。しかし、野獣と化したルーガーは、独りになっても、どこまでも追い続ける。そして陽炎の中で響き渡る銃声は・・・。かつて、開拓者精神とアメリカの正義を掲げた西部劇は、ベトナム戦争を背景に、アメリカの偽善を告発するジャンルへと変貌してゆく。「さらば荒野」は「ソルジャー・ブルー」と共に、ニューシネマウェスタンの歴史に語られ続ける作品であってほしい、と筆者は思う。いまだＤＶＤ化されざる傑作は、まだ星の数ほどあるのだ。

2023/05/23

日本統治の時代のお話で　軍人さん役の俳優さんは　日本語のセリフなんですがあまりにも片言の日本語なのに　その時　日本語字幕が消えるので　とても聞き取りづらく困ります。字幕消さないでください。

2023/05/21

もっとＢ級的な作品かと思いきやスペクタルシーンも多めでテレビの映画番組で放送されれば当たりなレベルだと思います。地球上の生物が滅亡レベルの隕石が落下することが分かり、選抜された家族の避難の過程を描いた作品です。相変わらず子供が原因で避難に苦労する展開はうんざりしますこの家族に遠慮と言う文字は殆ど無く、関わる者たちを次々と不幸に落とし入れながら進む展開で感情移入はできません。この家族が原因で恐らく１００人は死亡したり避難できなかったのではないでしょうか父親が軍用機を降りなければ軍用機は爆発を免れたかもしれませんし、セスナを止めなければセスナは無事全員避難に間に合っていたかもしれません。この夫婦がペラペラとしゃべらなければ、凶変する人も居なかったかもしれません。設定がガバガバなのはこの手の作品のお約束なのでツッコミながら見ればよいだけですこんな極限状態になったら自己中になってしまうものなのかもしれませんが、家族愛を推したい作品と思われるだけに残念な家族に思います。

2023/05/18

レビューを一寸みてから、逆に興味がわいて見てみることに。怖いの嫌いな人はあまり見ないほうが良いけど、B級ホラー＆シュールギャグ好きとかは相性いいと思います。自分はニコラス・ケイジがめっちゃ無口過ぎてツボでした。ネタバレになってしまうけど、一人だけパワフルゴリラじゃないですか？ずっと突っ込みに忙しく、見終わって怖かった～とかない。可哀想に人が呆気なく倒される中で、ニコラス・ケイジだけがコーラ？飲んで踊ってバッサバッサ無双していく。何を見せられてるんだろうと思った。強すぎて安心感からか、途中から彼の頭部しか見てないの。

2023/05/14

お空を飛んだり地面や雪の中を泳いだりモンスターと合体したりといったパターンではなく正統派なサメ映画ではある。惜しむらくはやはり予算がなかったのか襲撃シーンにそこまでの迫力がなかったことと（まあその分本物のホオジロザメが泳ぐシーンを上手く活用していたけど）これはどのサメ映画にも言える部分なんだけど、サメってそこまで執拗に人を襲うかな？ってところ。海中ならまだしも浮かんでるボートに何回もアタックしないでしょ？さすがに。エンタメとはいえあまりにこういう描写が多いからサメ＝悪という構図が刷り込まれているのはちょっとサメたちが気の毒になるなぁ。

2023/05/14

障害があるから、人生はより大変だろうし、困難はあるだろうと思う。きれいごとは抜きにしてそのような現実はあるだろう。それに、ろう者の中の聴者という立ち位置も、様々なストレスがかかる要因かもしれない。この映画は、ろう者は大変とか、家族愛とか、そういう話ではない気がする。最終的には、登場する人々は個人を尊重しているなと感じた。自分の考えをもって行動する意志と、相手を知り相手を思いやろうとする心があるから、そこには人が集まってくるし、何かが新たに生まれる。この映画は最高で、素敵だということは伝えたい。今の自分には深く突き刺さった。

2023/05/13

時間の無駄

2023/05/11